慶応仲通りにある、商店の2階に行ったら、2-3か月の子猫が3匹いた。
1. しっぽの長い美しいトムキャット。普通の大きさ。綺麗なねこ。
2. 見事な牛柄・水玉柄のポンポンしっぽのブチ。小さくて良く動く。
3. 中途半端なブチ。しっぽもポンポンなのか?5センチくらいはある。ぽんぽんしっぽっていうかなんていうか。他のねこより一回り大きい。のったり。
3番がののちゃんである。
なぜ、1番や2番を選ばなかったというと、猫を何百匹と里親縁組したオバが、子猫を選ぶ方法を以下のように伝授したからである。
ねこは 絶対に 見た目で選ぶな。何があっても見た目で選ぶな。何匹いたならば;
一番大きいねこを選べ。
どんなことがあっても、一番かわいいねこ選ぶのではなく、一番大きいねこを選べ。
動かないねこはだめだ。
動きすぎるねこもだめだ。
よく鳴くねこもだめだ。
風邪をひいているのはもちろんだめだ。
泰然自若として鳴きわめかず静かで過剰に動き回らず しかし、元気で動く 大きいねこがよろしい。
良いか、わからなくなったら 基本に帰れ。
一番 大きいねこを 選べ。
ということで、
教えを守って 一番大きいねこである ののちゃんを 選んで キャリーに入れて 電車に乗って家に帰って ねこをだしたら
え・ これ?
って 言われたことは忘れられない。ええ、これです。
ただし、この教えは正しかった。これこそが、健康で長生きをするねこを選ぶ方法なのかと。
ねこをどうやって 選んだら良いか わからない方々は この教えを参考にしてください。間違っても、見た目で選んじゃだめだよ。
この先 何匹のねこと どんな風に関わるのか 知らないけど、私は ののちゃんで <健康なねこ>の基準を学んでいるので、ねこの様子がおかしいな?と思ったら、ののちゃんに照らし合わせて 的確な判断を下すことができるのだ。
ののちゃんは、女の子なのに最盛期 7kg近くあり、快食快眠快便で、毎日1本の見事なイッポングソをされ、良く食べ良く眠った。
また、ののちゃんは非常に体と毛皮の柔らかい抱き心地の良いねこだったので、「柔らかくい体と柔らかい毛皮のねこ」についても 一家言はある。
きっと25歳くらいまで生きると思ったけど、ののちゃんは残念ながら人生の道半ばにして腎臓を悪くなされた。
ののちゃんの面倒は ママが見ていたんだけど、ママの考え方は その他のねこを看取った経験上、「ねこは治療されていることはわからないので、治療のために頻繁な通院をしてストレスを与えて 寿命を延ばすよりも、ねこがストレスを感じないで、好きなものを食べて最後まで生活した方が良い」という 考え方だったので、16歳でお亡くなりになられた。しかもこないだ聞いた所によると 療養食すら食べさせてなかったらしい。もし、本人が嫌いな療養食を食べさせ続けて、通院してたら これが17歳になったり、18歳になってたり、19歳だったり、もしかして22歳だったのかもしれないけど、ののちゃんは 最後、
居間のど真ん中においてある ガラスのテーブルの上で 長ーーくなったまま 眠るようにお亡くなりになったそうだ。
ねこをガラスのテーブルの上で長くなったまま旅立たせる事が出来た治療方針はそれは それで 非常に「あり」なんだと思うね。
しかし、ののちゃんて顔も体も長いねこだと思ってたけど、今やべげさんがいるから、ののちゃんは 丸い日本ねこだったんだって思うね。
[ガイジンサン イラッシャイ]
背景がガムテープなのは、私がパソコン見てて 知らんぷりしてると
オバサーン 俺 ガリガリシチャウゼーーー!!
っとなるので そういった対策のためです。