2012-12-29

2012年12月29日土曜日 ブリーダーさん訪問

1. 熊谷のTブリーダーさんを訪問
午前中に訪問。黒いアメリカンカールの10ヶ月の男の子を見せてもらった。神の猫飼い。
爪が切れる、シャンプーができる、ケージの中で幸せに眠れる、ペットボトルから水を飲める、客人があってもヘソ天で白目を出して寝られるこの猫を育て上げるのに、どれだけの手間と暇と時間をかけたのか、想像するだに頭が下がる。真のブリーダー。プロの仕事とプロが育てたねことは何たるかを身を以てというかねこを以て教えてくれた。

2. Oブリーダーさんを訪問
夜訪問。黒いメインクーンの女の子を見せてもらう。うーうー 唸っていた。抱かれながらうーうー言いつつずっと抱かれている不思議。一匹で飼えば良いねこなんだろうと思ったけれど、唸るねこは馴染みがないし、また、自分が探しているのは雄の長毛の黒い猫なので、雌の猫は当初の思惑と異なるので、やめておいた。当初、ブラックの男の子はいないとの話だったが、風邪をひいていて見せられないだけで、実は生まれて1ヶ月の男の子がいるのだという。後日見せてもらうことにして、その日は引き上げた。

2012-11-21

2012年11月某日 長毛の黒猫を探す旅 保健所、愛護団体、知人から、ブリーダー、ペットショップ。

ねこを手に入れるには、おそらく以下の5種類の方法があると思う。

1. 保健所から
2. 愛護団体から
3. 知人から
4. ブリーダーから
5. ペットショップから

1保健所:実際にべげさんにお家に来て頂くにあたり、想像すらしなかった手段だった。ごめんなさい。

2.愛護団体:独身独居女にはねこを譲ってくれないので、選択肢から除外。また、長毛の大型のくろねこがそう都合よくいない。

3.知人:長毛のくろねこがそう都合よくいない。

よって、私の「長毛の大型の黒ねこ」がメインクーンなのではないか?と目ぼしをつけた以上、4.ブリーダー あるいは 5.ペットショップから 来て頂くことになるんだが、ペットショップという選択肢は、私は選択しない、という結論に至った。

なぜ ペットショップからねこを買わないか?

猫の値段とか、安いとか、高いとか、言いたくないけど、値段については、私の理解では ペットショップで猫を飼うのが一番”高くつく”と思われる。コストだけの話をしているのではないよ。

[私の理解では値段の安い順番が偶然選ぶべき順番になった]

1. 単一品種で頭数が少ない清潔なブリーダーさんからペットタイプの猫を迎え入れる
2. 単一品種で頭数が少ない清潔なブリーダーさんからショータイプの猫を迎え入れる
3. ペットショップで購入

※ 単一品種で頭数が少なく清潔であれば、それだけ営利目的ではなく、手間暇をかけて猫を育てている指標にはなるけど、それが「ちゃんとしたブリーダーさんを選ぶ」完璧な指標ではない。単一品種でなくても、頭数が多くても、「ちゃんとしたブリーダーさん」はいます。そういう方に実際会ったし。
※ 別に自分がショーに出したり繁殖したりするんじゃないので、ショータイプのねこじゃなくてよいので、上記の順位は 1.=>2.=>3.になっているけど、人の価値観によっては2.=>1.=>3.かもね。

で 大切なのはこっから。

ねこがどのような環境で育ったのか、どれだけ手をかけられて幸せに育ったのか、健康な親猫同士が交配されているか、については、ブリーダーさんの猫でないとわからないよね。

後から学んだことだけど、ちゃんとしたブリーダーさんは;

■ 品種特有の病気があるならば、親猫の遺伝子検査をする。はず。
■ 遺伝病の遺伝子検査や定期健診だけではなく、親猫・子猫とも数か月に一度健診を行い、遺伝するか遺伝しないかわからない病気を親猫に発見した場合は、速やかにブリードからはずす。はず。
■ 無理な交配はしない。1年に1回、等の決まりを設けている方もいらっしゃる。はず。
■ 気性の激しい猫や神経質な猫を親猫にすることもない。はず。
■ 生まれた子猫については、なるべく、「野性」をそぎ落とし、誰でも爪が切れ、噛みつかず、引っ掻かず、ドライヤーを怖がらず、ケージを安全な場所と認識させ、誰にでもフレンドリーで、攻撃せずビビらず、客人があっても腹を出して白目をむいて熟睡し、自身がストレスを感じず、幸せに生きられるように、手間と暇と時間をかけて、育てられる。

これに、どれだけの手間暇おカネがかかるのか。おカネの問題だけじゃないよね。だいたい、ねこに躾すんだぜ?

なので、思うに、ちゃんとしたブリーダーさんのお仕事っていうのは;

■ 遺伝子疾患や病気を排除し
■ 人間と暮らすのに快適でない気性を排除あるいは躾し
■ 且つ見た目の美しく幸せなねこを育てる

わけだよね。

愛護団体の人とはアプローチは違うけど、目指すところは同じはずなんだよね。
で、”ちゃんとしたブリーダーさん”は、こういう”ちゃんとしたこと”を おカネと時間と手間と暇をかけて、やっているけど、ペットショップではやっているのかな?やっているのかな?やっているのかな?

んで、ちゃんとしたブリーダーさんを探すには;

■ 実際に訪問してみて、お話しをしてみること
■ その方の育てたねこを みせてもらうこと (これが如実にすべてを物語る。)

2012-11-20

2012年11月某日 長毛の黒猫を探す方法 種別について

一族の悲願であり、私の夢の「大きい黒ねこ」について、どのような種別がいるものか検討してみる。黒い長毛のねこを探す。トラみたいな顔をしてないければならなん。

■ 雑種:
そんな都合の良いように、黒い長毛の猫はそこらで里親を募集していない。それに、里親は独身独居女性に猫は譲ってくれない。

■ アメリカンカール:
アメリカンカールの定める毛色、毛の長さは多岐に渡るため、稀に黒の長毛・中毛のアメリカンカールがいるらしい。ただし、アメリカンカールは、中型の猫らしく、雄で大人になっても5kgくらいと思われる。ただし、重大な遺伝疾患がないようなので、その点においては良いと思われる。やっぱり雑種発の後発品種は、古くから続いている純血種より遺伝疾患が少ないのかしら?でも、耳が折れてるねこってなじみがないしな。それに、耳が折れていないアメリカンカールも約半分の確率でいるらしいけど、それってただの黒猫じゃね?いや、別に全然、耳は折れてなくてもいいんだけどね。

■アメリカンショートヘア:
まれに黒のアメショがいるらしいが、短毛。私の理解では遺伝疾患あり。でもアメショは私の探している大型ねこじゃないよね?

■ ペルシャ:
顔がつぶれているタイプが、ペルシャの王道らしいけど、あまり顔のつぶれている猫は好きじゃない。黒いペルシャはいるけど、丸々ころころ可愛らしく、バケ猫のように大きい黒の毛の長い猫にはならなそう。私の理解では遺伝疾患あり。

■ ヒマラヤン:
黒はいない。

■ ボンベイ:
黒くてカッパーゴールドの目で大変美しい。が、短毛だし、小型だし、高価。

■ サイベリアン:
黒もいるらしいけど、あまりメジャーなねこ種ではないので、入手困難。それに、私の理解では、サイベリアンのあるべき姿は、「どこもかしこも丸みをおびていること」なので、私の探している 黒いジャガーやピューマのような 大型ねことは違うのかも。

■ ノルウェイジャン:
黒、いるのかな?調べたけどわからなかった。でも なんか どんぐりマナコのイメージだよねえ。ノルウェイジャンとメインクーンの違いは、私のあやふやな説明よりTICAとかCFAのスタンダード説明コーナーでもお読みください。

■ マンチカン:
黒、いるけど、小型だし、足の短い猫にはあまり馴染みがない。

■ ラパーマ:
黒、いるけど、中型だし、毛がくるくるしている猫にあまり馴染みはない。

そうすると、やはりメインクーンは毛色が多岐に渡るので、 「大型で毛が長く黒い猫」は「メインクーン」しか なさそうね。ただし、メインクーンは重大な遺伝疾患を抱えている可能性があるので、必ず信頼のおけるブリーダーから迎え入れなければならない。

2012-11-15

2012年11月某日 ねこを飼うにあたって、検討その1

俄然ねこが飼いたい。

母や叔母が生涯に渡り 黒い大きな立派な雄猫を飼いたいと言っているにも関わらず、ねこを愛するあまり、どんなねこでもかわいくなっちゃって、ご自分が飼われるねこが駄ねこの総合商社、駄ねこの万国博覧会の様相を呈していたので、ここは先人を見て他山の石とし、同じ轍を踏まず、わたしこそは一族の悲願、黒い大きな立派な雄猫を飼わねばならない。

[駄ねこの一例。きゃわわ。]


色々考えて、だいたいが 黒い大きな立派な雄猫は 偶然そこらへんに落ちているものではないし、愛護団体は独身独居女にねこを譲ってくれないし、色々考えたあげく、雨風をしのぐ屋根もなくご飯もなく露頭に迷っているねこ様が多くおられる中、誠に申し訳ないが、お金を出して ねこを購入するという結論に達した。

更に色々考えて、やはり長毛種の猫手・肉球は捨てがたい。

実家に唯一いた純血種のねこ、「みゃー」の肉球は、その柔らかいこと肉球のごとし。肉球の中の肉球、猫手の中の猫手。その後、庭で歩いていたねこを家猫にした際に触った肉球が、手入れの行き届いない女の踵のように感じるくらい、「みゃー」の肉球は素晴らしくやわらかく上品だった。

それで、色々調べて考えると、「立派で大きい雄の長毛の黒猫」になるのは 「メインクーン」が一番その可能性が高いように思われる。

更にまた純血種特有の遺伝病や疾患なども考えると、ブリーダーさんの所のメインクーンを飼うのが良いように思われる。

2012-11-01

2012年11月某日 美容院にて

美容院に行ったら、カラーリストのKさんがねこを飼い始めたと話していた。独身女には色々禁忌事項があるけれど、最大の禁忌事項は「ねこを飼う事」と認識していたのだけど、Kさんは易々とその踏絵を踏みにじり、飛び越え、ねこを飼っていた。独身女がねこ飼っていいの?と聞いたら、いいんですよ。と何の他意も衒いもなく、返事をされた。

俄然、ねこを飼いたい熱が高まる。