2013-07-31

2013年7月31日水曜日 引き続き胃炎経過観察

曇り。

朝、起床4:30、ヒルズ 残り1/4缶。又寝して7:00再度起床、ヒルズ残り 1/4缶。投薬。
夜、アニモンダ ラフィーネ スープ キトン 七面鳥と心臓 100g 3時間かけて一袋。水を混ぜる。

昨日の晩の残りのi/d缶詰なので、空腹であるにもかかわらずイマイチ盛り上がりにかける。最後はあきらめて食べる。緊急往診の先生から、一缶しかi/d缶詰を買わなかった。近所に売っていないので、ネットで5缶注文した。今後の在庫用。

[あくび]

午後18:00帰宅。どこにもげろをしていないぽい。良かった。もうi/d缶がないので、アニモンダを少しづつあげることにする。おしっこも普通。さすがにうんちょすはしていない。

[調子が良い時の寝方、カーブ有編。]

まだ、長く伸びて寝ない。香箱座りでしっぽが体に寄り添っている。丸くはなっていない。べげさんの場合、手も足も延ばして長くなるだけなってしっぽも長ーーくなって寝るのが 好調のしるしなんだね。走ったりもしない。私がパソコンいじってると必ず オーイ オバサン ガリガリ シタチャウゼー とかいって、網戸とか、壁にかけてあるインドビーズのタペストリーとか がりがりしだすんだけど、それもしない。たまに、口をにちゃにちゃしたり、鼻をぺろぺろしたりしているので、やっぱまだ少し気持ちが悪いのかも。そして、一番悲しいのは、上機嫌な時のようにクルクル鳩のような声で鳴きながら 駆け寄ってこないこと。早くなおりやがれ。ていうか、ごめんなさい。すべて イカを食わした 私が悪いのです。

2013-07-30

2013年7月30日火曜日 錠剤をのませる方法、かかりつけの病院に行く

晴れ。4.8k。7月27日より、200g減。

朝、絶食。投薬。夜、ヒルズ i/d 半分を3時間かけて。

愚かな飼い主により、胃が弱っているところにいかを食わされ、その後缶詰を食べたばっかりに、本格的な胃炎になった。今日は午後半休を取って、午後にべげさんをかかりつけの獣医さんに連れて行く。午後、帰宅後、血の混じった水性げろを廊下に発見。これは、昨晩来て頂いた緊急往診の獣医さんに、予見されていたことなので驚かない。

錠剤を飲ませる方法について、ネットで画期的な方法を見つけた。

1. ねこを羽交い絞めにして股の間にはさむ 
2. 口を開く 
3. 薬を投入、口を閉じる 
4. 鼻を舐める。

4の工程で、わたしがべげさんの鼻を舐めるのね。この際感染症は気にしない。薬を投入した後に息をふきかける、っていうのが私の今までの常識だったんだけど、ネットで調べたら、薬を投入した後に飼い主がねこの鼻を舐めると、ねこは本能的に自分の鼻を舐める。で、その時につい薬も飲みこんでしまうので、錠剤をあげる時には、飼い主がねこの鼻を舐めれば良い、って書いてあった。これ、画期的だよ。息かけるなんかよりもずっと短時間で確実に飲ませられる。昔は、神の猫飼いとかが近くにいないと、こういった有益な情報を入手することすらできなかったのに、今はネットがあるから便利だね。


[黒猫の写真を撮るときはホコリを取ってからにしましょう]

午後16:00より、かかりつけの獣医さんの午後の診察が再会するので、行きたくないけど、行くことにする。べげさんは、乗り物が嫌いである。揺れるし、大きな音がするから、大変怖い。20分以上乗ると開口呼吸になる。あるいは、うんこをなさる。これを解消するために、例によって;

1. キャリーに入れたら布を被せ、動かす前にはひと声かける。ベゲさん 動かしますよー。
2. タクシーを予約して、マンションの前まで来てもらう。
3. マンションの出口から、タクシーに乗せる前に、周りの交通量や 宅急便のお兄さんが台車をガラガラひいていないかなど、大きな音を立てるものがないかどうか確認する。
4. タクシーに乗せたら、運転手さんに 可能な限りゆっくり運転をして、急ブレーキ、急発進をしないようにお願いをする。動物が好きな運転手さんだと、これを伝えると非常に運転を丁寧に、というかノロノロ運転にしてくれる。動物が好きじゃない人は やっぱ 何かデリカシーがないが、こればっかりは仕方がない。
5. タクシーの中でも声をかけ続ける。
  ハイベゲサン マガリカドデスヨー、サカ クダッテマスヨー トマリマスヨー カックン シマスヨー。 
6. タクシーから降りる際にも、周りに大きな音を立てるものがないかどうか確認する。

これにより、恐怖うんこはしない。復路も同様。

往路の運転手さんはすごく良い人だった。運手も他の車に迷惑がかかるんじゃ?っていうくらいゆっくりにしてくれたし、事情を話したら お大事に。って言ってくれた。あなたは神だ。
[人面猫。気を抜くと人面になる。]

・・で、病院に行って、皮下点滴をしてもらう。気の毒だけど、病院では腰が抜けているため、ふにゃふにゃで大変取扱いやすい。3か月の頃から行っているかかりつけの病院なのだけど、わりとここの看護師さんはゆったりしていて好き。何度ハナクソをかっぽじり、ウンコをふき、耳の穴をかっぽじってもらったことか。今日は あれ 毛玉があるね?って言われて、今まで必死で死守した脇の下の毛玉を刈られていた。アハハー。

獣医さん指示により、18:30過ぎよりi/dを与え始める。寝るまでに3時間かけて半缶。本人は空腹でたまらないので、i/dでもうまいらしい。良く食べる。おしっこもした。

2013-07-29

2013年7月29日月曜日 嘔吐と吐出の違い。いかを食べてげろを吐く

曇り、時々雨。

今日はべげさんに大変可哀相なことをした。飼い主が今まで丈夫な何を食べても大丈夫なねこしか知らなかったばっかりに、胃炎のねこにいかを与え、その後 缶詰を与え、胃炎による嘔吐を繰り返し、すっかり体調を崩してしまわれた。以下に経緯を記す。


~~~

心臓にはタウリンが効く。はず。タウリンが多く含まれる食材は、イカ、ホタテである。よって、イカのお刺身を買って帰る。この時は 喜ぶかしら~フフフン くらいな感じ。

帰宅して 玄関をあけて 廊下をあるいていたら げろを踏んだ。午後18:30頃。

人生3度目か4度目のげろをはいていた。げろも毛玉げろとか、消化されてないそのままの缶詰げろじゃなくて、透明な水みたいな胃液げろ。まだ水分が多く、乾いていなかったから、夕方に戻したのかもしれない。げろげろ言ってごめん。

そんで、タウリンタウリンと思って べげさん イカだよ~ とかいって イカのさしみをあげたら 即効で食らいついて 即効で完食して 即効でそのままげろ 吐いた。なんか にゃーあああ? にゃあああ? とか聞いたことのない声で鳴きだしたので、ネットで見聞きする、(猫の心筋症の発作の様子)が頭を駆け巡り、こっちが失禁するかと思ったけど、ただのげろだった。普通、げろ吐く時って 何も言わないか 「わおー」とかじゃなかったっけ?


水性げろを吐いていた、すなわち軽い胃炎のねこに 更にいかの刺身を与えて追い打ちをかけ、更にげろを吐かせた。ここでもう、オマエ死ねよっていう飼い主具合なんだけど、更に極刑に値するのが、

あら べげさん~ お腹すいちゃったのねー

とかいって、缶詰を与えた愚か者のわたし。

そして、その後4時間に渡り缶詰を4回戻し、胃の中は空っぽになった。

さすがに不安になる。青ざめる。だいたいが、げろの吐き方がわたしの知っている 「ねこのげろ」ではない。不安そうに、苦しそうに、鳴いて 下腹部を震わせてげろをなさる。ここで、初めて、「嘔吐と吐出」が違うことを知り、べげさんが今苦しんでおられるのは「嘔吐」である事を知る。


つ ま り

本能的に、(何かこれ、ののちゃん、つまり実家の健康優良児であったが先年物故された最愛のぶち猫なんだが、その ののちゃんのげろと違うぜ。)って感じたのは正しかったらしい。

私の理解では、吐出ってやつは「大丈夫なげろ」であって、よく目にする 食べた直後に食道にある食べ物がそのままつるっとソーセージ状に出てくるやつ とか毛玉がそのままつるっと出てくるやつで、吐く前も 「?」くらいから始まって こけーっ、っと吐いて 本人はケロっとしている、「いわゆるねこのげろ」と理解した。これは 故ののちゃんがよくやっていた。水分は少な目。

一方、今回のべげさんのは「嘔吐」であって、非常に苦しそうに鳴きながら 下腹部・横隔膜全体をふるわせ、すでに胃の中に落ちた消化した食べ物が人間のげろ状になって出てくる模様。吐出とは全然吐き方も出るものも苦しさも違う。人間のげろに近い苦しさと形状。これはよくここちゃん、すなわち実家のこれも先年物故された虚弱体質のキジねこがやっていた。水分は大目。「透明な水のげろ」とは、胃から出てくる水分の多いものなので、「吐出」ではなく「嘔吐」で、「胃腸に異常がありますよー。」というサインらしい。今回みたいに、そもそも嘔吐してちょっと胃腸の具合が悪かったところに、<いか食ってげろして飼い主が気づかずさらに缶詰食わせて胃炎になった>というレベルから、アレルギーや 誤食で吐く危険な嘔吐まで色々。

つまり、嘔吐の場合、おなかが空いているっていうレベルの胃腸の異常から、上記のべげさんのように胃炎になってしまうものまで色々あり、もっとひどい胃炎だと、血の混ざった胃液=>緑の胃液、、とかまで発展するらしい。脱水しないように絶食・絶水をするので、皮下点滴は必要らしい。

[目脂を取ってから写真を撮ろう]

で、深夜救急往診専門の先生に来て頂く。この時 翌日am 1:30。獣医さんに行くとあれほど (腰が抜けてるばかりに)大変マナーの良い べげさんだけど、家に先生が往診して下さると、さすがに 自分のテリトリー内の事なので、少し内弁慶だった。抱いたまま、点滴。飼い主さん、頑張ってくださいね。はい、先生。

宥めてすかしておだてて褒め称えて、

ベゲさん ステキ~ うわ~こんなかわいい黒猫さん見たことないよ~ うわー かっこいいなー ステキだなー もうちょっとねー うわわ きゃわ~~

とか言うのを 点滴が終わる3分くらいの間、ずっと嫌がるのを抱きかかえながら繰り返す。真夜中に汗だく。最後は先生にもなれたらしく、先生の持ち物や道具をフンプンしていた。これも、親戚のネコスキーRちゃんが、べげさんの ビビリ矯正として、何度も家に遊びにきてくれたおかげ。

3日分の胃炎の薬とヒルズi/d缶1缶を頂く。

明日はかかりつけの病院に行く。  

2013-07-28

2013年7月28日日曜日 レバーとささみ

晴れ、時々曇り。

朝:サイエンスダイエットキトングルメ仕立てのチキン とろみソースがけ+手作り野菜煮解凍+水
昼:ささみ1本とレバー1つを茹でてミンチ状にしたもの
夜:アニモンダ ラフィーネスープ 子猫[鳥肉カクテルとエビ] + 昼間の残りのレバー2つ

呼吸数:食事・うんこハイ後ベランダ鑑賞時15-20回/15秒、熟睡時 7-10回/15秒

[黒猫の写真を撮る:その壱 アタマについてるホコリを取れ。]

べげさんの心臓の事をブリーダーさんに報告したところ、ブリーダーさんの所の獣医さんであれば、他で断られた心臓に問題のあるメインクーンでも去勢した経験があり、何の問題もありませんでした。との回答が来た。去勢にも同行して頂けるとのことだった。

ただし、ブリーダーさんの所の獣医さんで去勢をするにしても、しないにしても、あらゆる情報を集めて、後悔をしない判断をしなければならない。

■ 去勢のメリット、デメリット、リスクをよく考える
■ 昨日の猫専門獣医さんに加え、もう1-2件セカンドオピニオンを取る
■ 最終的に、ブリーダーさんご紹介の獣医さんから話を聞いて、納得性が高ければ 去勢をし、今後のホームドクターとなって頂く。

[ヘリコプターか何か飛んでる。ヘリコプターは大型鳥類の一種です。]

ささみ1本とレバー1つを茹でて、包丁で細かくミンチにして 混ぜたものをお昼ご飯に献上。前にレバーを茹でてあげたり、ささみを茹でてあげたりした時はそう盛り上がらなかったけど、今日のはえらく 大盛り上がりで この量を一気に完食しておられた。やっぱミンチてのがいいのかね?あるいはささみとレバーの両方があわさってるっていうのがいいのかしら。こんな食ったらうんちょすが緩くなる。



2013-07-27

2013年7月27日土曜日 心臓の診察に病院

晴れ、夜豪雨から雨。生後239日、丁度5Kg。

去勢手術の前に、前々から気になっていた呼吸が早い件の原因を明確にしたおくために、猫専門の獣医さんに行った。

■ 聴診での雑音:なし。
■ 心拍数:病院にて160程度で正常の範囲。
■ 心電図:大きく打つ部分の山の部分(?)が若干大きい。この部分を明確に聞かなかった。
■ X線・エコー:心臓の大きさが正常より大きく、また正常であれば形が真円でなければいけないところ、楕円形。心臓の大きさ・形のいびつさにより脈動が弱い。心臓内に本来はない筋が2本あり。また、一部中壁がとても薄い所があるが、穴ではないと思われる。
※ 心臓のハート形の下の部分の脈動が弱いとのこと。これ以上は大学病院のエコーでないとわからない。大学病院は紹介可能だが、信頼のおける先生が神奈川の麻布大学あるいは都下の大学病院になるとのこと、また今大学病院に行っても経過観察~薬物治療になるだけだろうとの事で、本人のストレスを考えてよしておく。
■ 肺炎なし、膿胸なし、胸水なし。口の中を見たところ貧血なし。
■ 内臓の位置もあっており、横隔膜ヘルニアなどではない。
■ 薬はなし。
※なお、左目の白濁だけではなく、右目に結膜炎が残っている事がわかった。

[グーグル先生ー 黒いメインクーンの画像はこちらですよー]

上記の事から;

1.  呼吸と心臓の因果関係はわからない、あるいはないと思われる。とのこと。(もし心臓が原因で呼吸が荒い場合は 心不全が発症して胸水・膿胸が溜まった末期の状態のため。)
2.  未だに鼻水は垂らさないものの、鼻の孔の奥がぬれていて、鼻水が常に少し出ている状態であり、また若干声枯れもあるため もしかしたら呼吸が荒いのは猫風邪の影響である可能性もあり。
3.  心臓形状・大きさ・脈動の弱さは 正常ではなく病的な状態と判断。ただし重度ではない。将来、拡張型心筋症に発展する可能性があるため、3か月ごとのエコーを推奨とのこと。
4.  肥大性心筋症(HCM)の末期に拡張型心筋症を併発する事はあるが、もし今HCMの末期なのであれば、今のように本人が快食快眠快便で大きくはなれていないはずだし、胸水・膿胸が溜まっている状態であるはず。また、心臓の厚み自体は薄くはないが厚くなってはいないとのこと。(何ミリか聞くの忘れた。)
※ 今日の獣医さんは、家からタクシーで30分かかり、往復とも緊張のあまりタクシー内で開口呼吸。よって、3か月ごとにエコーは地元の病院で十分でされては?とのこと。いずれにせよ、自宅にて状態を要観察。ただし、本当に心臓で呼吸が荒くなってきたのかは そもそも呼吸が荒いためわからないので、食欲や成長度合いで判断するしかない。運動はさせない。
5.  このような状態であっても、長生きする猫もいるし、そうでない猫もいる。もし先天的で重度な心臓疾患やヘルニアの場合、1歳の誕生日を迎えられない事が多いため、1歳までは特に要注意。ただし、今現在呼吸が荒くなるほどの心臓病が進んでいるのであれば(あるいは他の疾患があるのであれば)、ここまで健康に大きなれていないとは思う とのこと。
6.  去勢手術は 現在の心臓の状態を考えると薦めないとのこと。
7.  HCMの遺伝子検査は別途実施。
8.  今日の診察のデータはもらう事ができる。

そういったわけで;

■  今後は家の近くのエコー・X線・心電図の設備がある獣医さんを探し、そこで3か月に1回チェックをする。
■  去勢手術については とりあえず保留。たぶんしない。
■  タクシーで10分~15分以内で通えて設備の整った信頼のできる獣医さんを探す。

本人が快食快眠快便でムクムク育っているし、今心筋症が原因の不具合が出ているわけではないので、あまり悲観的にはなる必要がないと自分に言い聞かせる。猫の心臓は獣医さんによって、見立てが異なるらしいので、近所で信頼できる獣医さんを探してどのような診断をされるか、気になるところではある。