2016-01-30

2016年1月30日 土曜日 べげさん負傷なさる

曇り、7℃。

今日はべげさんは大変な日であった。オバサンは心の底から反省している。

[傷心。かわいそうなぼく。名誉の負傷 傷痍軍人。]

まあ まずこれを見ておくんなせえ。

 [裂けた高級カーテン。]

すべてオバサンが悪い。

のだが。

オバサンは10数年前に一人暮らしを始めた時に クリエーションバウマンというところの高級カーテンを買ったわけだ。でも べげさんと暮らし始めてからは べげさんがカーテンをバリョ。するタイプのねこであることがすぐわかったのでカーテンは廃止したんだけど ここ最近 カーテンの前に障害物があるので もうそろそろ良いだろう。と思って その例のカーテンを付けたらなんか やっぱりオバサンの注意をひきたい時にバリョ。なさる。

困ったなあ やっぱり カーテン外そうかなー とか思っていた矢先。

今朝 オバサンが朝餉のご用意をしている時に感極まったべげさんが カーテンをバリョしていたので これこれー。と言って べげさんの横の壁におもちゃのボールを投げたんだね。これは よくねこがバリョしている時に柏手を打つ。とか ばれないように水滴をかける。とかいう類いのやつで 決して本人にぶつけるものではない。

のだが。

ボールで慌てたべげさんが すっころがってカーテンの下に潜ったら からまってしまって 出れなくなってしまって 一生懸命もがいたら カーテンが 上記の写真の通り裂けてしまった。

オバサンは心配してあげなきゃいけないはずだったのに ちょっと頭に来てしまって べげさんの事を無視。してしまった。時間にして20分くらい。その間もべげさんは オバサンを見つめて お目目を一生懸命パチプリ。させて謝っていたんだけど オバサンは 事もあろうに無視してしまった。

そんで お風呂に入って 出て来たら・・

ひゃあ・・

って おっしゃる。

たぶん 

モウヤメテー

って 事だなと その時は思ったので いつものモードに戻して オバサンが悪かったね 本当にオバサンが全部いけなかったねー ごめんねーと 謝って抱っこしたのだけど カーテンにからまったショックと そのショックを慰めてくれなかったオバサンはオバサンでない。という事になったのか(とその時は思った) 抱っこから離したら 必殺鼬ニョロニョロ走法。で 逃げてゆかれ どっかにかくれて

むあ〜 (シャー

と おっしゃられている。

べげさんが・・・ シャー・・・?

と 思って 見に行ったら オバサンの顔をみて

ひゃあ・・ むあ〜 (シャー ひゃあ〜 むあ〜 (シャー

と ひゃあ と シャーを繰り返される。

あの べげちゃんが おうちで オバサンにシャー・・・ ???

そんで カーテンは即効撤去したんだけど まだリビングに入れないくらい怖がっていらっしゃって(とその時は思った) 昨日せっかく訓練した カサカサビニールの音などしようものなら また逃げようとして

むあ〜 (シャー ひゃあ〜

と 言われておられる。

そんなにショックだったのかな・・ と思って 何時間か過ごしていたんだけど オバサンは気がついた。

シャーを言っているのは怖いからじゃない!リビングに来ないのは来れないからだ・・

よくよく見ると オバサンがべげさんを抱っこして 下ろした時。であるとか ニョロニョロ歩く時に 一歩歩いては むあ〜 (シャー ひゃあ〜 と言われており 更によくよく見ると 低速超シャコタン鼬歩行に惑わされてわからなかったけど 

後ろの右足が地面についていない!!!

ていうか 右足のひらを地面に一瞬つけると痛そうにもちあげて変な歩き方になっている。

これに気がつく迄 4時間を要しているので まずもって カカリノモノ失格である。ここに至る迄も 色々失格で聖ベゲモート公国5億人臣民のカカリノモノ表千家から破門されても致し方ない。

ていうか だって べげさん 動かないんだもの・・・ 

・・などと醜い言い訳をするカカリノモノなど市中引き回しの上打ち首獄門である。

即効聖ベゲモート公国宮内庁専属病院であるところの獣医さんにつれていって

べげさんが カーテンにからまっちゃって・・ 足が・・

と申し上げ足を診て頂いた。

・レントゲンを撮ったけど 足のひら、指、足腰全体を含めて骨折はなし
・腫れてもいない
・ただし右後ろ足の小指の爪が割れている。

ということで割れた小指の爪を綺麗にして頂いて痛み止めを貰った。

てか 

小指の足の爪が割れただけで こんなに痛がるの・・・?

ねこって 痛みに強かったんじゃ・・ 

やっぱ 心理的ぼくかわいそう負傷も混ざってる・・?

という 疑問は残るものの とりあえずは 様子見。で大丈夫らしい。

まったくかわいそうなのが オバサンが指を差し出すと いつものように オパナヌリー。をして下さるのだけど その時につい 一歩前に出てしまって

イデッ!ひゃあああ〜 (むふわ〜 シャー

という事になってしまうのである。

昔 獣医さんで べげさんが ぎゃああ!と 言われた事がある。その時オバサンは 聖ベゲモート公国宮内庁専属病院であるところの 獣医さんに涙の大抗議をした事があるのだけど その時 何を思ったか言うに事欠いて

いいですかっ うちのねこは ぎゃあ!なんて生涯でいっぺんも言った事ないし そんな事を言うような生活はさせてませんからっっっ 

とかタンカ切っちゃって どこのモンスターペアレントかみたいな クレームを付けてしまった事があって たぶん 通じてないんだろうな・・ 他に言い方あったろうよ。と 深く反省することしきりだったのだけど そういう意味では 今日、オバサンは べげさんをおどかして無視して怪我をさせるのみならず怪我に長時間気づかず むあ〜 (シャー ひゃあ〜 と言わせるような生活をさせてしまったわけで まったく 偉そうな事は言えないし カカリノモノとして大失格である。深く反省をし べげさんにお詫び申し上げ 二度とこのような事が起こらないように カカリノモノ道を更に精進したいと思う次第なのである。

〜・〜・〜・土・〜・下・〜・座・〜・〜・〜・〜・〜

2時間程外出しなければいけなかったのだけど帰宅したら夜11時現在 自力でベッドの上に上がって佇んでおられる。普通に佇んでおられる分には痛みがないことを ご自身もよくご存知で 移動はなるべく省力。の方向であらせられる。でも オバサンがパソコンを始めたら がんばって パソコンの前まで来てくださった。

鳴き声も通常通り ♪ウリュルル?と 言って下さるし 食欲も大層おありになるので まあ大丈夫だろう。歩き方は依然変だし 超低速慎重歩きだけど もう 右足が地面についても 変な声は出さないようになった。オバサンも 今夜は 完全介護体制で べげさんが あっちを向けば あっちに欲しい物が無いか こっちを見ればこっちにじゃまなものはないか 先回りに先回りを重ねて 宮殿専属優しい看護婦さん業務に注力をせねばならない。心配なのが トイレだな・・・。いやな予感しかしない・・。

0時現在ササミの残りを召し上がり ベッドに横たわって全身の毛繕いをされておられるので 調子良さそう。
 
【朝ごはん】
ご機嫌とりでアニモンダカーニー。足は痛いがまぐろはうまい。
【夜ごはん】
ご機嫌とりで 明治屋の100g 339円だかの 近江黒鶏のやわらかササミ。これはもう定番グルメだね。120g。引き続き足は痛いがササミはうまい。

ウンチョスはまだなさっていない。獣医さんにいったついでに色々検査してもらったけど 心臓は例によって心配無し。ただなぜかクレアチニンだけ少しだけ正常値を出ていた(2.4)。BUNは普通なので 通常腎臓が悪いと両方とも比例するらしいので 何かのはずみでクレアチニンだけ高くなっていると思われるので 様子見。他はまったく問題なし。