今日はべげさんに大変可哀相なことをした。飼い主が今まで丈夫な何を食べても大丈夫なねこしか知らなかったばっかりに、胃炎のねこにいかを与え、その後 缶詰を与え、胃炎による嘔吐を繰り返し、すっかり体調を崩してしまわれた。以下に経緯を記す。
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心臓にはタウリンが効く。はず。タウリンが多く含まれる食材は、イカ、ホタテである。よって、イカのお刺身を買って帰る。この時は 喜ぶかしら~フフフン くらいな感じ。
帰宅して 玄関をあけて 廊下をあるいていたら げろを踏んだ。午後18:30頃。
人生3度目か4度目のげろをはいていた。げろも毛玉げろとか、消化されてないそのままの缶詰げろじゃなくて、透明な水みたいな胃液げろ。まだ水分が多く、乾いていなかったから、夕方に戻したのかもしれない。げろげろ言ってごめん。
そんで、タウリンタウリンと思って べげさん イカだよ~ とかいって イカのさしみをあげたら 即効で食らいついて 即効で完食して 即効でそのままげろ 吐いた。なんか にゃーあああ? にゃあああ? とか聞いたことのない声で鳴きだしたので、ネットで見聞きする、(猫の心筋症の発作の様子)が頭を駆け巡り、こっちが失禁するかと思ったけど、ただのげろだった。普通、げろ吐く時って 何も言わないか 「わおー」とかじゃなかったっけ?
水性げろを吐いていた、すなわち軽い胃炎のねこに 更にいかの刺身を与えて追い打ちをかけ、更にげろを吐かせた。ここでもう、オマエ死ねよっていう飼い主具合なんだけど、更に極刑に値するのが、
あら べげさん~ お腹すいちゃったのねー
とかいって、缶詰を与えた愚か者のわたし。
そして、その後4時間に渡り缶詰を4回戻し、胃の中は空っぽになった。
さすがに不安になる。青ざめる。だいたいが、げろの吐き方がわたしの知っている 「ねこのげろ」ではない。不安そうに、苦しそうに、鳴いて 下腹部を震わせてげろをなさる。ここで、初めて、「嘔吐と吐出」が違うことを知り、べげさんが今苦しんでおられるのは「嘔吐」である事を知る。
つ ま り
で、深夜救急往診専門の先生に来て頂く。この時 翌日am 1:30。獣医さんに行くとあれほど (腰が抜けてるばかりに)大変マナーの良い べげさんだけど、家に先生が往診して下さると、さすがに 自分のテリトリー内の事なので、少し内弁慶だった。抱いたまま、点滴。飼い主さん、頑張ってくださいね。はい、先生。
宥めてすかしておだてて褒め称えて、
ベゲさん ステキ~ うわ~こんなかわいい黒猫さん見たことないよ~ うわー かっこいいなー ステキだなー もうちょっとねー うわわ きゃわ~~
とか言うのを 点滴が終わる3分くらいの間、ずっと嫌がるのを抱きかかえながら繰り返す。真夜中に汗だく。最後は先生にもなれたらしく、先生の持ち物や道具をフンプンしていた。これも、親戚のネコスキーRちゃんが、べげさんの ビビリ矯正として、何度も家に遊びにきてくれたおかげ。
3日分の胃炎の薬とヒルズi/d缶1缶を頂く。
明日はかかりつけの病院に行く。
あら べげさん~ お腹すいちゃったのねー
とかいって、缶詰を与えた愚か者のわたし。
そして、その後4時間に渡り缶詰を4回戻し、胃の中は空っぽになった。
さすがに不安になる。青ざめる。だいたいが、げろの吐き方がわたしの知っている 「ねこのげろ」ではない。不安そうに、苦しそうに、鳴いて 下腹部を震わせてげろをなさる。ここで、初めて、「嘔吐と吐出」が違うことを知り、べげさんが今苦しんでおられるのは「嘔吐」である事を知る。
つ ま り
本能的に、(何かこれ、ののちゃん、つまり実家の健康優良児であったが先年物故された最愛のぶち猫なんだが、その ののちゃんのげろと違うぜ。)って感じたのは正しかったらしい。
私の理解では、吐出ってやつは「大丈夫なげろ」であって、よく目にする 食べた直後に食道にある食べ物がそのままつるっとソーセージ状に出てくるやつ とか毛玉がそのままつるっと出てくるやつで、吐く前も 「?」くらいから始まって こけーっ、っと吐いて 本人はケロっとしている、「いわゆるねこのげろ」と理解した。これは 故ののちゃんがよくやっていた。水分は少な目。
一方、今回のべげさんのは「嘔吐」であって、非常に苦しそうに鳴きながら 下腹部・横隔膜全体をふるわせ、すでに胃の中に落ちた消化した食べ物が人間のげろ状になって出てくる模様。吐出とは全然吐き方も出るものも苦しさも違う。人間のげろに近い苦しさと形状。これはよくここちゃん、すなわち実家のこれも先年物故された虚弱体質のキジねこがやっていた。水分は大目。「透明な水のげろ」とは、胃から出てくる水分の多いものなので、「吐出」ではなく「嘔吐」で、「胃腸に異常がありますよー。」というサインらしい。今回みたいに、そもそも嘔吐してちょっと胃腸の具合が悪かったところに、<いか食ってげろして飼い主が気づかずさらに缶詰食わせて胃炎になった>というレベルから、アレルギーや 誤食で吐く危険な嘔吐まで色々。
つまり、嘔吐の場合、おなかが空いているっていうレベルの胃腸の異常から、上記のべげさんのように胃炎になってしまうものまで色々あり、もっとひどい胃炎だと、血の混ざった胃液=>緑の胃液、、とかまで発展するらしい。脱水しないように絶食・絶水をするので、皮下点滴は必要らしい。
[目脂を取ってから写真を撮ろう]
で、深夜救急往診専門の先生に来て頂く。この時 翌日am 1:30。獣医さんに行くとあれほど (腰が抜けてるばかりに)大変マナーの良い べげさんだけど、家に先生が往診して下さると、さすがに 自分のテリトリー内の事なので、少し内弁慶だった。抱いたまま、点滴。飼い主さん、頑張ってくださいね。はい、先生。
宥めてすかしておだてて褒め称えて、
ベゲさん ステキ~ うわ~こんなかわいい黒猫さん見たことないよ~ うわー かっこいいなー ステキだなー もうちょっとねー うわわ きゃわ~~
とか言うのを 点滴が終わる3分くらいの間、ずっと嫌がるのを抱きかかえながら繰り返す。真夜中に汗だく。最後は先生にもなれたらしく、先生の持ち物や道具をフンプンしていた。これも、親戚のネコスキーRちゃんが、べげさんの ビビリ矯正として、何度も家に遊びにきてくれたおかげ。
3日分の胃炎の薬とヒルズi/d缶1缶を頂く。
明日はかかりつけの病院に行く。