2012-11-21

2012年11月某日 長毛の黒猫を探す旅 保健所、愛護団体、知人から、ブリーダー、ペットショップ。

ねこを手に入れるには、おそらく以下の5種類の方法があると思う。

1. 保健所から
2. 愛護団体から
3. 知人から
4. ブリーダーから
5. ペットショップから

1保健所:実際にべげさんにお家に来て頂くにあたり、想像すらしなかった手段だった。ごめんなさい。

2.愛護団体:独身独居女にはねこを譲ってくれないので、選択肢から除外。また、長毛の大型のくろねこがそう都合よくいない。

3.知人:長毛のくろねこがそう都合よくいない。

よって、私の「長毛の大型の黒ねこ」がメインクーンなのではないか?と目ぼしをつけた以上、4.ブリーダー あるいは 5.ペットショップから 来て頂くことになるんだが、ペットショップという選択肢は、私は選択しない、という結論に至った。

なぜ ペットショップからねこを買わないか?

猫の値段とか、安いとか、高いとか、言いたくないけど、値段については、私の理解では ペットショップで猫を飼うのが一番”高くつく”と思われる。コストだけの話をしているのではないよ。

[私の理解では値段の安い順番が偶然選ぶべき順番になった]

1. 単一品種で頭数が少ない清潔なブリーダーさんからペットタイプの猫を迎え入れる
2. 単一品種で頭数が少ない清潔なブリーダーさんからショータイプの猫を迎え入れる
3. ペットショップで購入

※ 単一品種で頭数が少なく清潔であれば、それだけ営利目的ではなく、手間暇をかけて猫を育てている指標にはなるけど、それが「ちゃんとしたブリーダーさんを選ぶ」完璧な指標ではない。単一品種でなくても、頭数が多くても、「ちゃんとしたブリーダーさん」はいます。そういう方に実際会ったし。
※ 別に自分がショーに出したり繁殖したりするんじゃないので、ショータイプのねこじゃなくてよいので、上記の順位は 1.=>2.=>3.になっているけど、人の価値観によっては2.=>1.=>3.かもね。

で 大切なのはこっから。

ねこがどのような環境で育ったのか、どれだけ手をかけられて幸せに育ったのか、健康な親猫同士が交配されているか、については、ブリーダーさんの猫でないとわからないよね。

後から学んだことだけど、ちゃんとしたブリーダーさんは;

■ 品種特有の病気があるならば、親猫の遺伝子検査をする。はず。
■ 遺伝病の遺伝子検査や定期健診だけではなく、親猫・子猫とも数か月に一度健診を行い、遺伝するか遺伝しないかわからない病気を親猫に発見した場合は、速やかにブリードからはずす。はず。
■ 無理な交配はしない。1年に1回、等の決まりを設けている方もいらっしゃる。はず。
■ 気性の激しい猫や神経質な猫を親猫にすることもない。はず。
■ 生まれた子猫については、なるべく、「野性」をそぎ落とし、誰でも爪が切れ、噛みつかず、引っ掻かず、ドライヤーを怖がらず、ケージを安全な場所と認識させ、誰にでもフレンドリーで、攻撃せずビビらず、客人があっても腹を出して白目をむいて熟睡し、自身がストレスを感じず、幸せに生きられるように、手間と暇と時間をかけて、育てられる。

これに、どれだけの手間暇おカネがかかるのか。おカネの問題だけじゃないよね。だいたい、ねこに躾すんだぜ?

なので、思うに、ちゃんとしたブリーダーさんのお仕事っていうのは;

■ 遺伝子疾患や病気を排除し
■ 人間と暮らすのに快適でない気性を排除あるいは躾し
■ 且つ見た目の美しく幸せなねこを育てる

わけだよね。

愛護団体の人とはアプローチは違うけど、目指すところは同じはずなんだよね。
で、”ちゃんとしたブリーダーさん”は、こういう”ちゃんとしたこと”を おカネと時間と手間と暇をかけて、やっているけど、ペットショップではやっているのかな?やっているのかな?やっているのかな?

んで、ちゃんとしたブリーダーさんを探すには;

■ 実際に訪問してみて、お話しをしてみること
■ その方の育てたねこを みせてもらうこと (これが如実にすべてを物語る。)