2012-11-15

2012年11月某日 ねこを飼うにあたって、検討その1

俄然ねこが飼いたい。

母や叔母が生涯に渡り 黒い大きな立派な雄猫を飼いたいと言っているにも関わらず、ねこを愛するあまり、どんなねこでもかわいくなっちゃって、ご自分が飼われるねこが駄ねこの総合商社、駄ねこの万国博覧会の様相を呈していたので、ここは先人を見て他山の石とし、同じ轍を踏まず、わたしこそは一族の悲願、黒い大きな立派な雄猫を飼わねばならない。

[駄ねこの一例。きゃわわ。]


色々考えて、だいたいが 黒い大きな立派な雄猫は 偶然そこらへんに落ちているものではないし、愛護団体は独身独居女にねこを譲ってくれないし、色々考えたあげく、雨風をしのぐ屋根もなくご飯もなく露頭に迷っているねこ様が多くおられる中、誠に申し訳ないが、お金を出して ねこを購入するという結論に達した。

更に色々考えて、やはり長毛種の猫手・肉球は捨てがたい。

実家に唯一いた純血種のねこ、「みゃー」の肉球は、その柔らかいこと肉球のごとし。肉球の中の肉球、猫手の中の猫手。その後、庭で歩いていたねこを家猫にした際に触った肉球が、手入れの行き届いない女の踵のように感じるくらい、「みゃー」の肉球は素晴らしくやわらかく上品だった。

それで、色々調べて考えると、「立派で大きい雄の長毛の黒猫」になるのは 「メインクーン」が一番その可能性が高いように思われる。

更にまた純血種特有の遺伝病や疾患なども考えると、ブリーダーさんの所のメインクーンを飼うのが良いように思われる。